FC2BBS 23592

カオスで愉快な仲間たち


SS広場

1:アクライズ :

2013/09/27 (Fri) 21:07:17

SSならなんでもおk
2:アクライズ :

2013/09/27 (Fri) 21:30:03

この作品は製作者の個人的妄想が含まれています。嫌だったら見ることをおすすめしません
こんな作品どうてことないだろという方におすすめします

霊夢の悲しき毎朝

霊夢;お賽銭~♪お賽銭~♪
   ガバッ
霊夢;・・・・・50円・・。
霊夢;50円入っていたことは奇跡に近いけど、札束くらい入ることはないのかしら
魔理沙;よー↑ れいむー↓賽銭泥棒しているのか?
霊夢;それはアンタだけよ!!!
魔理沙;うっ・・気付つくなぁ・・。
魔理沙;ならこの私が入れてしんぜよう!!
霊夢;マジか!!
魔理沙;ちょっとむこう向いてくれないか?
霊夢;なんでよ、まぁ入れてくれるのならいいけど
魔理沙;サンキューだZE☆
    ドサッ
霊夢;え!?どんだけいれたのよ カパッ
 賽銭箱の中身;キノコ、パチュリーから借りた(借りパク)した本、紙切れの束
魔理沙;これで満足だろ?
霊夢;お賽銭箱にお金以外入れるなー!!霊符「夢想封印」!!
    ピチューン ピチューン ピチューン
文;あやや?なにしているのです・・・ぶへらっ!!(魔理沙が落ちてきた)
霊夢;あら?文、そんなところでなにしているの?
文;取材です
霊夢;そりゃまた・・・tk大丈夫?魔理沙、早くどいてあげなさい
魔理沙;お・・おう。
ぴーんーぱーぽーん↑ 10分経過 ぴーんーぱーぽーん↓
文;なるほど、ではわたしも ガラガラガラガラガラ、
霊夢;!?小銭ばかり!!小町じゃあるまいし・・・って え?
賽銭箱の中身;ガラガラだけにガラガラ(ポ●モン)とガラクタ
霊夢;ここはゴミ捨て場じゃないのよー!!!
文;あら?違いましたか?
魔理沙;ゴミ捨て場なんじゃないのk・・・バタ・・。
霊夢;ああーんもう!!!霊符「夢想封印」×4回
文 魔理沙;ぎゃあああああああああああああ
  ピチューン ピチューン ピチューン ピチューン ピチューン


こうして霊夢は毎朝賽銭箱の中身を見る回数は減ったとさ・・・。終
3:アクライズ :

2013/09/27 (Fri) 21:30:33

↑7分クオリティー
4:羽生 :

2013/09/27 (Fri) 21:39:48


私なら7分クオリティを書き換えられる(フラグ
5:匿名希望です :

2013/09/27 (Fri) 23:39:09

私は何故ここに居るのだろう…何故ここで詠っているのだろう…何故、【ここ】を守らなければいけない衝動にかられているのだろう…






唐突に意識を取り戻した、…ここはどこだろうか?私は知らない所で知らない姿をして佇んでいた
いや、知らない場所ではない…ここは墓地、だれかの墓の前のようだ。墓には苔が生えていて名前
を読むことは出来ない。

地面には紅葉が落ちており、さながら紅い絨毯のような光景を作っていたが、今の私にその自然の
贈り物を楽しんでいる余裕はない。
今の私が覚えていることといえば
そう…私がキョンシーという存在になったこと、それに伴いセイガ・・・という方の操り人形になったこと、
宮古芳香という名前、時がくるまで自我を取り戻せないということ、【何でも喰う程度の能力】というものを
与えられたこと、そして…


[生前、私が毒によって死んだこと]


殺害か自殺かは覚えていない、覚えているのは死んでからにセイガ様のキョンシーになったこと
ということだけ、きっとこの記憶は私が自我を取り戻した際に混乱しないようにか逃げないよう
に植えつけられた記憶なのだろう。まあすでに十分混乱しているのだが。

何故このタイミングで自我を取り戻したのだろう…ここでなにかしろという暗示だろうか…なに
もかもが分からない。
なんとなく分かるのはなんとなくココを守りたいと私が思っていること…それすらもなぜかはわ
からない。

とにかくこの目の前の墓の苔を取ってみようとする、自我は取り戻したものの体は、特に手は固
定されてしまっているので取りにくいがなんとか名前だけ見えるようになってきた。



そこに書いていた名前は止まっているであろう私の血を騒がせるような名前だった…

知らない、のに知っている、私はこの名前を知っている。なんだろう…どこで聞いた名前なんだろ
う…、苗字は私と同じ宮古、かなり古いお墓のようだが同じ苗字…なにか関係しているのは間違い
ない。

下の名前は…覚えがある、というより私はこの名前をよく呼んでいたような気がする。くわしく思
出だそうとした途端、私の視界がフラッシュバックする。



「私は行きとうございません!!」


「仕方あるまい、領主の命令だ」


「私には…様が!……!!」


ああ、そうか…そうだった。全部ではないけれど、思い出した…。
あの方の墓だった。なつかしいこの名前…悲しいけれどとても幸せな記憶をを下さったあの方の
お名前。
そういえばこの紅い紅葉の絨毯もよくあの方と一緒に歩いていた、優しい笑顔を浮かべて私の話
しを静かに、かつしっかり聴いて下さっていた…。

そうか、あの方は死んでしまわれたのか…。まさか先に死んでしまった私が後から死んでしまっ
たあの方の墓の墓参りをする羽目になるとは、言葉をうまく喋ることはできないが感謝を示して
いいやら憤怒の意を示していいやら、うまく表せないがこれだけは分かる。

私は感じないはずの悲しみを感じている。

ああ…つまりここはきっとあの村があった跡地なのだろうか、それらしき面影もどことなく残っ
ている。ここは墓地の奥地、向こう側にはお寺らしき屋根も見えている。周りの墓と比べてみる
に、あの方の墓が出来てから他の墓が出来ていき、そのお墓をお寺が管理するようになった…と
いう所だろうか。


墓参り…、今の私になにが出来るだろう…。詩…そういえばあの方は唄を良く詠っていた。毎
度聞き惚れそうな上手な唄だった。
確かいつもその場で思いついた唄を詠っていたはず、私に送って下さった唄もその場で唐突に
考えた唄だったとか…。

私もなにかあの方の墓前に添えられるような唄を詠えないだろうか

そう考えると不思議とすぐ唄は思いついた、悲しみを含んだ…いつか来世でまた会おうという
意味を込めた唄だ。あの方には及ばないが私にとってはうまく出来たのではないだろうか。


その思いついた唄を私はうまく動かない口で精一杯詠った。
感じないはずなのに感じている悲しみを込めて。
またいつ自我を失うか分からないか分からない意識で精一杯送った…。
「「500年後にまた会いたい」」












「自我をまた封印してもなお、墓を守り、唄を詠うキョンシー…ですか」

「500年前に自殺した芳香の墓前にあの人が送った
 唄すらも覚えていたということはそれほどあの人の事を愛していたのね」
  
「貴方は何故あの方をキョンシーに?」

「その唄を聴いた、あの子の魂が望んだことよ…
 会えるはずはないけれど、500年後の世界を見たいって…」

「それは…悲しい話なのでしょうか」

「さあ、それはわからないけれど…少なくとも
 私が宮古の苗字を名乗るように伝えたときはあの子の魂は喜んでいたわ
 …で、これからしばらくは時々自我の封印を解くつもりよ、その時は迷惑をかけてしまうけれど」

「ええ、この聖白蓮、責任を持って引き継ぎます地霊の猫に
 話を通して頂きましょう」

「恩に着るわ」







どうか…せめてこの紅葉の道が消えるまで、貴方に送りたい…この唄を…

6:匿名希望です :

2013/09/27 (Fri) 23:49:25

求聞口授「宮古芳香」の生前の彼女の欄に墓地で唄を詠っているという文から考えた小説です。
色々と矛盾しているところもあるかもしれませんが脳内保存してください
7:Navy :

2013/09/28 (Sat) 00:29:49

~さあ、そこのあなたも幻想入りしてみませんか?~
ふと、そんなことが書いてある貼り紙を見つけた。
…なんかのイベント…かな?
しかし…何かこの紙…何か感じるな…
どことなく…この世界に似つかわしくない異質な感じを…
気になるな。場所は、と…うちから近いな。行ってみるか。
時間は…丑三つ時?ますます怪しいな…

僕の名は、石動 砺慈。普通という言葉が最も嫌いな高校生である。
いろいろあって、両親が行方不明になっている。

数時間後

さて…丑三つ時か。そろそろ行くか。
その住所に来てみる。そこは広い空き地であった。
だが、困ったことに、誰もいない。
そのイベントらしきことの参加者はおろか、主催者まで見つからない。
…あれはただのイタズラだったのだろうか…
そう思い、帰ろうとした矢先…
???「あら、お客様ね。」
砺慈「!!!」
いつの間にか空き地の入り口に少女が立っていた。
その少女は、異様な事に、
曇っているというのにーというか、今は夜だから関係無いがー
日傘をさしている。
???「ふーん、あなたもあの貼り紙を見れたということは、
あなたも幻想に生きるべき者なのね…」
砺慈「え?今なんて…?」
???「あなた!この世に未練は無いわね!」
砺慈「はぁ!?いきなり何言ってんですか!死にたくないですよ!」
???「誰も殺すなんて言ってないわよ…」
砺慈「じゃあどういう意味ですか?」
???「ねえ、あなた…家族はいる?」
砺慈「え?い、いませんけど…」
先程も言ったように、両親はいないし、兄弟もいるわけではない。
???「そう、ならいいわね、あなたには、幻想郷に来てもらうわ」
砺慈「え、今なんて……!?」
突如として、少女の後ろの辺りの空間が、裂けはじめた…!
そしてその内側に見えた無数の目に驚いていたら、
その裂け目は、少女ごと僕を飲み込んだ…


砺慈「……はっ!ここは…?」
よかった、いつもの家だ…きっと昨日のは不思議な夢だったんだな…
おっと、学校の時間だ…とっとと準備しないと…

数分後

砺慈「……なんだ…ここ…?」
いつもの家の前の風景では、無かった。

続いちゃうかも
8:やそまがつ :

2013/09/30 (Mon) 18:10:01

初投稿。軽い短編。
なお、「何番煎じだよこの野郎!」的な感じな内容なので寛大な心で見て下さい。


とある日の幻想郷、
外の世界では暴風雨が吹き荒れている頃、
幻想郷では大して面白くもない(大歓迎な奴も居るかも)湿気臭い雨が降り注いでいた。

その雨雲の下、一帯に向日葵が咲き乱れる地に一軒の何の変哲もない家が建っていた。
ここの主は可愛い少女で、植物を愛でたり、暇つぶしにそこらの奴をイジリ倒し(物理)たりして暮らしていました。
名前は風見幽香(可愛い)。
同居人は居ませんが…今は、突然の雨に晒された客人たちが居座っているようです。



帽子を被った客人「あ~あ、早く雨止まないかなぁ~。これじゃあ帰れないな~」


客人はソファーに座りながら窓の方を見ながら言いました。名前はエリー(可愛い)。


羽を生やした客人「雨で帰れなくなるのは吸血鬼だけよ。それに門番なら雨を嫌がっちゃいけないんじゃない?」


そしてソファーの反対側に座るもう一人の客人がハーブティーを片手に言いました。名前はくるみ(羽可愛い)。


幽香「あんた達が濡れようが雨に溶かされようが知ったこっちゃ無いんだけどね」


そしてこの家の主は、二人の客人に挟まれながら本を読んでいました。


エリー「あんたは吸血鬼じゃなくて単なる吸血マニアでしょ?」
くるみ「吸血少女よ!変態みたいな呼び方しないで!」
幽香(吸血少女ってなんやねん)
エリー「それにあんただって門番みたいなもんじゃない。わたしだけが雨の中帰らなきゃいけない道理が無いわ」
くるみ「門は守ってないです~、それに雨降ったら部屋に戻って遊んでます~」
エリー「にゃに~!あんた今まで私だけ雨ん中突っ立たせてたのかー!」
幽香(あんたもロビーでココア飲んでくつろいでたでしょ)


この客人たちは、この家の主が以前住んでいた館、『夢幻館』の門番たちである。
というか、夢幻館に住んでいるのは現在、彼女たちだけである。(妖精などがうろついてるがノーカン)
その彼女たちが元主の家にやって来たのは…


幽香「あんたら、なんでわざわざ私の所に来たの?」
エリー「いやぁ。幽香様の使っている種ならばとても良い花を咲かせられると思いまして…」
くるみ「せっかくだから花の育て方も教わりたいなぁ…と思いましてねえ」


どうやら夢幻館に花畑を作る為にやって来たらしい。
9:やそまがつ :

2013/09/30 (Mon) 18:11:19

幽香「種はいくらでもあげるけど…育て方なんて水と日差しだけで十分よ?門番なのに温室育ちなの?」
エリー「いえ、それは分かってますけれど、コツとかあるんじゃないですか?」
幽香「コツがあっても教えてあげないわ。本当に上手に咲かせたいなら研究することね」
エリー「え~」


そういうと幽香は再び本を読み始めてしまいました。


エリー(お花の事なら幽香様ともっとお話しできると思ったのに…)
くるみ(…この通販雑誌っての面白いのかね?)
幽香「あんたら私にもたれかかるな」


エリー「…幽香様、夢幻館には」
幽香「戻らないわよ」
くるみ「なんで~?」
幽香「あそこもここも変わんないわよ。ただ私はここが落ち着くっていうだけよ」
エリー「じゃ、じゃあここに夢幻館を…」
幽香「余計なことしないでよ、私は無駄な騒ぎとか起こしたくないの」
エリー「うう…」
くるみ「OKだったらやってたのかよ」


そんなことやってても雨は止む気配がありません。


エリー(幽香様と会うのも本当に久しぶり…)
エリー(けれども話す話題が見つからないわ…(幽香様、素っ気ないし))
くるみ「ぱたぱた~」
エリー(あの頃のわたし、なんでもっと幽香様の近くに居ようと思わなかったのかしら…)
エリー(せめて、夢幻館に幽香様が遊びにでも来てくれれば…)
くるみ「くるみカッター!」(スパパパーン)
幽香「はいリンゴ(なんで今のモーションで兎型に?)」
エリー「いただきます」
一同「しゃくしゃく」


幽香「…夢月と幻月はどうしてるかしら?」
エリー「幻月様たちですか?…いえ、私たちは初めて会ったとき以来でして、どんな感じといわれましても…」
くるみ「会い方すらわかりませんね」
幽香「じゃあ大丈夫そうね。特に変わったこともないでしょ?」
エリー「はい、なにも異常はありません」
くるみ「暇ですね、凄く」
幽香「別にあの館を守る意味はもう無いのよ?門番しか居ない館なんてお笑いだわ」
エリー「いえ…私は夢幻館の門番として生きてきましたから」
くるみ「別にどこ行ってもいいですけど…めんどくさいんですよ。外界は」
幽香「困った子たちね…」





結局、エリーたちは泊まって夜を明かしました。…特に何もありませんでしたよ?





エリー「幽香様、ありがとうございます!」
くるみ「まだ眠いよ…」
幽香「これ以上居られたら迷惑だわ。種も十二分に渡したし、もういいわね?」
エリー「はい、頑張って育てます」
くるみ(これマジ重いんですけど…)
エリー(はあ…あんなに時間があったのにほとんど会話にならなかった…)
エリー(私が居なくても幽香様にはなんの問題も無い…)
エリー(もしかしたら幽香様とはもう二度と…)
幽香「エリー?」
エリー「!なんですか!?」
幽香「もしかしたら…いつかあなたのお花畑を見に行くかもしれないわ」
エリー(!)
幽香「何百年後か何千年後に行くかも分からないし、勝手に見に行くから貴方たちは気づかないかも知れない」
幽香「楽しみにしてるわ。エリー、くるみ」
エリー「は、はい!」
くるみ(あれ?なんかおかしくね?)




こうしてエリーは笑顔で、くるみは大量の種を抱えて帰路に着いたのでした。
それから後はまた別のお話…


この後も書いてくならこいつらメイン+αになる気がする。3時間クオリティ。
10:羽生 :

2013/10/03 (Thu) 21:10:13

ここ「貧乏少女のコダマ日記」(玉神楽物語の正式タイトル)の途中経過報告場所にしてもいい…ですか?
もしダメならいいです(震え声
11:アクライズ :

2013/10/04 (Fri) 16:37:37

ん?大丈夫ですよ
12:羽生 :

2013/10/04 (Fri) 17:05:07

そうすか、よかった

では経過報告

完成まであと7割位、序盤が少しgdるけど挽回できる展開用意
13:羽生 :

2013/10/05 (Sat) 00:52:04

経過報告

あと5割位、別イベントと戦闘描写の両立はキツかったかな…
14:Navy :

2013/10/07 (Mon) 20:21:08

砺慈「……なんだ…ここ…?」
???「あら、お目覚めね。気分はいかが?」
ふいに背後から声がする。この声は昨日の…
???「どう?あなたの家ごと幻想郷に持ってきちゃったけど…問題は無いわね?」
砺慈「家ごと?幻想郷?一体どういう…そしてあなたは誰?」
???「んー…そうね。藍、説明なさい。」
藍「はい、分かりました。」
謎の少女の後ろから女性が出てくる。
ただ、気がかりなのは、その女性に尻尾があるように見えることだった。
しかも、九本。
藍「まずは幻想郷について説明しましょう。
  幻想郷とは、忘れ去られた者の住む地…
  ここには、外の世界で忘れ去られた「幻想の存在」があります。
  例えば、妖怪などですね。そして…」
砺慈「ちょ、ちょっと待った!よ、妖怪!?」
驚いて聞くと、その藍とかいうらしい女性はさも当然のように、
藍「ええ、妖怪です。そして、ここにいらっしゃるお方は、
  偉大なる妖怪の賢者にして、この幻想郷と外の世界を分ける結界を作り出した、
  八雲紫様でございます。」
と言い放った。訳が分からない。
砺慈「あの…ここって忘れ去られた者の住むところなんですよね?」
藍「はい。」
砺慈「ならなんで僕はここにいるんでしょう?まだ忘れ去られた覚えは無いんですけど…」
藍「それなら、紫様のお力で、あなたを一時的に「幻想の存在」にしたのですよ。」
砺慈「そ、そんなことが出来るんですか…」
藍「はい、紫様は「境界を操る程度の能力」の持ち主ですから、そんなこと容易でしょう。」
紫「ここから先は私が話すわ。次にあなたはどうして自分を連れてきたのか聞くでしょうね。
  だから聞かれる前に答えておくと、実はあの貼紙にちょっとした細工を施しておいたのよ。
  「幻想に生きる資格のある者」しか見えぬようにね。」
砺慈「は、はぁ…つまり、僕には幻想に生きる資格があると…
   でもここって妖怪が出るんでしょう?食べられたりするんじゃ…」
紫「ええ、勿論。妖怪は人間を食べるもの。当然でしょう?」
そんな当たり前のように言われたって困る…
紫「でも、あなたには妖怪に立ち向かえるほどの「才能」があるわ。
  その「才能」がある者こそが「幻想に生きる資格のある者」なのですから。」
砺慈「え、ええ?ちょっと話が分からない…」
紫「で、何でこんなことをしているのかというと、最近妖怪の力が上がってきちゃってねぇ…
  幻想郷の力の均衡が崩れ始めているの。
  だから、人間サイドで力の強いものを連れてこないといけないのよ。」
砺慈「なるほど…さっぱり分かりません…」
紫「まあじきに分かるでしょう。で、あなたはどうしたいのかしら?」
砺慈「え?」
紫「だから、ここに残るか、元の外の世界に戻るか。どっちがいいの?」
砺慈「そ、それは…」
どうしよう。確かに元の世界に戻りたいという気持ちもある。
だが…この世界の方が自分には合ってる。そんな気もするのだ。
紫「……悩んでるようね。じゃあこうしましょう。
  あなたは今からしばらく幻想郷の各地を巡ってもらうわ。
  そして、それを通してあなたがここに残ると決心したらそれでいいのだけれど、
  もし元の世界に戻りたいというのであれば、私の力で、あなたを元の世界に戻すわ。
  勿論、時間もあなたが「幻想入り」した時刻に戻してあげるわ。」
藍(…紫様って時間戻せない気がするけどなぁ…)
紫「藍?何か言ったかしら?」
藍「い、いえ。何も。」
紫「そう、ならいいの。じゃあ新入り君、それでいいかしら?」
うーん…時間も戻るんだったらいいかな…まあ面白そうだし、行ってみるか。
砺慈「はい、じゃあそれで。」
紫「決定ね。」
その時僕は、何か厄介ごとに巻き込まれた予感がしたが、気にしないことにした。
何故なら、これは僕の勘でしかないが、この世界では厄介ごとだらけな気がしたからだ。

続く
15:Navy :

2013/10/08 (Tue) 00:46:21

無い文才を頑張って絞って書いた文章だから、感想とかくれると嬉しいな、なんて…
16:名無し :

2013/10/08 (Tue) 01:52:41

まだどんな話になるのか分からないので何とも言えませんが期待してます
17:雷伍 :

2013/10/15 (Tue) 04:23:03

二次創作小説更新のお知らせhttp://ameblo.jp/icbm-1996/entry-11637590562.html
ここ積極的に使おうかなぁ
18:雷伍 :

2013/10/29 (Tue) 19:03:16

二次創作小説更新のお知らせhttp://ameblo.jp/icbm-1996/entry-11657933392.html
19:雷伍 :

2013/11/01 (Fri) 14:25:51

二次創作小説「東方聲輝星」更新〜☆
http://ameblo.jp/icbm-1996/entry-11662622783.html
20:雷伍 :

2013/11/02 (Sat) 01:04:28

艦これは人来るのに……じわわ
21:雷伍 :

2013/11/06 (Wed) 19:05:02

じゃあ気まぐれで自分が幻想入りする話書いちゃおうかなぁ


雷伍「森?……迷った……いや遭難か……」

Twitter仲間とのオフ会の帰りに駅に止めてあった自転車に乗り……までは覚えている
気が付いたら森に居たのだ。ちなみに23区だから森なんて公共交通機関使わないと行けないはず

雷伍「道的なのはあるからまっすぐ進めばどうにかなるか……」

自己紹介を忘れていた。自分は紅空雷伍だ
と言っても二次創作小説のキャラの名前をそのままインターネット上の名前に使ってるだけで……
だから戸籍上の本当の名前は別にあるが流石にここじゃ言えない

雷伍「あっ……GPSあるんだった」

おもむろにiPadを取り出し地図アプリを開く。ちなみに第三世代のRetinaモデル

雷伍「位置がわからねぇ……」

困った。モバイルWi-Fiの電池が切れてしまったのか……だが確認したところ電池に余裕はある
電波も来ている。GPSだけが反応しないのだ

雷伍「まぁGPS衛星の元は軍事用だから有事の時民間向けは優先度下がるか……」

衛星運用する国がどっかと戦争でも始めてしまったのか……なんてタイミングが悪い
だが違うようだ

雷伍「戦争始めたならニュースに出るはずなんだがなぁ」

電波自体は届いているからインターネットは使える。だが戦争始めた情報が無いのだ
にも関わらずGPSが無反応。再起動試しても無反応。壊れたのか?

雷伍「仕方が無い……道に沿って行くか」

自転車にまたがり道に沿って走り始める。自転車のライトが前を照らす
その光に誘われたと思われる何かが現れた

雷伍「嫌な予感しかしないんだが」

何か「美味しそうな人間だなぁ」

妖怪に遭遇してしまった。そしてこの妖怪の存在がある一つの説を浮かび上げた

雷伍「幻想入り……してしまったのか……」

幻想入りならばGPSが無反応な理由もなぜか森にいる事も辻褄が合う
なぜ電波も来ているのかは謎だがおそらくはたてか早苗辺りの為だろう
だが今の場所が分かったところで目の前の妖怪が倒せるわけではない

雷伍「ここまでか……まぁいい……人間いつかは死ぬ……それがたまたま速まっただけだ……」

妖怪「無抵抗なのはちょっと意味不明だがいただきまー……」

妖怪の声が止まった。とんでもない何かが来たようだ。何と無く予想はつくが

少女「魔法の材料のキノコ足りなくなって取りに来たら妖怪に襲われるのに無抵抗な人が……」

予想は外れた、巫女じゃなくて白黒魔女の方だった。ということはここは魔法の森か

妖怪「なんてタイミングが悪い……命拾いしたな……」

帰っていく妖怪。そもそも家あるかは不明だが

少女「大丈夫か?」

雷伍「大丈夫です……魔理沙さん……」

魔理沙「名前知ってるとは……そんなに有名になっちゃったかww」

ちなみに暗闇で何も見えない。声しか聞こえない
魔法か何かで暗闇でも見えるようになってるのだろうか
まぁ自転車動かせばライト光るから不便ではないが

魔理沙「見た感じ外から来たっぽいな。うち来るか?」

雷伍「あっはい」

拒否ったらまたさっきの妖怪に遭遇して食われる
せっかく生き延びたのだからさっきと同じ目は勘弁だ

魔理沙「じゃあついてきなよ」

足音に向かって自転車を押す。速度が足りないからかわずかにしか光らないが十分足元は見える

魔理沙「うちにも一台同じのがあるが魔力もないのに光るってわけわからない」

おそらく霖之助のところから奪ったものだろう。それに魔法じゃない、科学だ。車輪が回ることで小型の発電機が回されその電気でライトを
ってこういう場合ではない
よく考えたら女子の部屋(正確には家だが)に入るのは小学低学年以来だ
かなり緊張する

魔理沙「そういや名前なんて言うんだ?」

雷伍「ああ名前は……」

なんとなく二度と外の世界には戻れない気がした。ならば正直気に入らない戸籍上の本当の名前は捨てても構わないだろう
正直インターネット上で雷伍を名乗り続けてたゆえにどっちが本当の名前かわからなくなる。もうここで確定してしまおう

雷伍「紅空雷伍。よろしく」

魔理沙「へぇ……いい名前じゃん」

雷伍「自分で考えた名前なんだけどなww」

魔理沙「そっちも複雑なんだな……」

いや想像以上に単純。インターネット上の名前言っただけでiPadの自分の情報には気に入らない戸籍上の名前が残っている

魔理沙「そろそろつくぜ」

雷伍「そうか」

パチュリーに会いたい気持ちを抑えながら幻想入り一日目の夜を過ごす魔理沙の家に着いた


続くかもしれないし続かないかもしれない
22:みこ :

2013/11/08 (Fri) 17:56:00

幻想入りした時の雷伍さんが冷静すぎて笑ってしまった(なぜ
23:雷伍 :

2013/11/14 (Thu) 09:34:53

二次創作小説更新
http://ameblo.jp/icbm-1996/entry-11691136733.html
24:雷伍 :

2013/11/16 (Sat) 08:42:11

二次創作小説更新しました
http://ameblo.jp/icbm-1996/entry-11695885595.html
25:名無しの華扇ファン :

2013/11/16 (Sat) 13:46:06

羽生さん玉神楽物語の続きまだですか?
楽しみにしています
26:羽生 :

2013/11/16 (Sat) 17:27:32

今ちょっと展開をどうするかで詰んでまして…
何とか11月終わるまでには完成させます
27:雷伍 :

2013/11/21 (Thu) 16:06:50

二次創作小説の東方聲輝星の兵器を先行公開

GF-14
F-14を元に様々な改造を施した機
もちろん他の機も改造が施されているがどういう訳か機体名変更されていない機が多い
主翼展開時の機動性向上と主翼収納時の速度向上が図られ、さらにAIM-54フェニックスの改造版のAIM-54Xドラゴンを運用可能。もちろんAIM-54も使用可能

AIM-54Xドラゴン
AIM-54フェニックスを改造したミサイル
特殊システムが必須のためGF-14専用のミサイルである
土台はAIM-54だが小型対空ミサイルを25発搭載し、****後分裂し単体への命中率向上や複数敵への対応などが可能
小型対空ミサイル****後の本体はそのまま通常の対空ミサイルとして役目を果たす為実質的に26発分を一発で賄える

AIM-54Cジオペリア
AIM-54フェニックスを小型化しF-14以外でも運用できるようにした対空ミサイル
威力こそは2/3程度だがそれ以外は原型のAIM-54と同性能

咲夜仕様X-02
CFA-44の兵装であるADMM(※1)を使用可能

レミリア仕様CFA-44
機動性そのままに耐久性を大きく向上(まぁ墜ちても生還しちゃうけど)
マーレボルジェ(※3)までは用意できなかったが代わりにF-14Rを管制可能
兵装は元からのADMMとEML(※2)他にグングニル電磁****システムを搭載可能
(機体下部中央のウエポンベイに搭載する為EMLとの同時搭載可能)

フラン仕様Su-47
火力を極限まで引き上げた凶悪な性能でさらに3機の同仕様Su-47を管制可能
レーヴァテインを利用した短距離レーザー兵器を搭載可能
誤って味方機をキュッとしてドカーンしないようにコックピットに霊夢の作った特殊なお札を付け、能力を封じている
少なくともフランがこの機体に乗ってる間は能力による破壊活動が抑えられるためある程度は安心できる

魔理沙仕様F-22
基礎的な機動性向上や速度向上が施されている
その他にコックピット内の器具に八卦炉をはめ込むことで機首からマスタースパークが****可能(ただし機首にレーダーがある構造的な問題でマスタースパークモード時レーダー使用不可能)

霊夢仕様F-15
基礎的な改良以外には能力を利用し、電波妨害下でもレーダーやミサイルロックオンを使用可能にするシステムを搭載
さらに主翼端に埋め込んだ結界符により数秒間あらゆる物理的攻撃を無効化する
(ただし結界符は使い捨ての為使用制限があり、さらに霊力チャージ時間が必要な為連続使用は不可能)
神降ろし時垂直尾翼のエンブレムが変わるギミックも搭載

F-22N
幻想入りしたF-22艦載機バージョンの案を実現化した機体
モックアップすら作られずに廃案になった為スペックは未知数
操縦者(紫)の関係上レーダーの効かないスキマ内や亜空間内でのレーダー有効化とAWACS的役目が取れるようにシステム的な改良も施されている

F-14R
余ったF-14を無人機化させた機体
AIはそれほどでもないため戦闘するには空中空母かCFA-44による管制が必須

YF-26X
とある事件によって得た敵技術情報を外の世界の試作機YF-26に応用した戦闘機
重力制御による高い加速性能と機動性を合わせ持ち垂直離着陸も可能
従来のジェットエンジンは外され、そこにCFA-44の兵装のADMMとEMLを搭載可能

YF-26
YF-26Xの原型の試作機
F-22の後継として開発され、さらに強化されたステルス性と超音速巡行能力と短距離離着陸性能を受け継ぐ
周囲の気流を制御する事で機動性はF-22よりかは低いがそれでも高水準の機動性を持つ

F-192X
音奈が決心し修復と改造された音奈の元の姿
YF-26の気流制御技術により機動性を大きく向上
ジェットエンジンの性能を落とさずに小型化し、空いたスペースにTLS(※4)を搭載
重力制御装置も搭載し重力制御による飛行や垂直離着陸、対弾防御システムや機関砲誘導システムを使用可能

F-192X対弾防御システム
重力制御を応用し敵の機関砲弾周囲の重力場に干渉し弾道を逸らすシステム
ミサイル等の誘導弾や重力による干渉を受けないレーザー兵器には無効
なお重力制御による飛行や機関砲誘導システムと同時に使用することはできない

F-192X機関砲誘導システム
重力制御を応用し自らの機関砲弾の重力場に干渉し誘導させるシステム
重力による干渉を受けないTLSは誘導できない
なお重力制御による飛行や対弾防御システムと同時に使用する事はできない

上記含む全戦闘機
AIM-54Cジオペリアを運用可能にするシステム改良とF-22Nと空中空母からのデータ共有が可能になっている

ストーンヘンジシステム
紅魔館周囲に三日月状に7基の大口径対地対空両用砲を展開
各砲台には七曜それぞれの属性が込められている
並び的に8砲目を設置可能だが属性的問題か三日月状が真円になってしまう為かそれとも8砲目の位置が館の門に被る地理的問題か設置していない
砲台展開や制御には図書館の書物を特定の並びに入れ換え、そこで行う

妖怪の山対空砲
神奈子が勝手に河童に依頼し設置した対空砲
通常時は地中に収まっているが、有事の時はせり出すようになっている
今回の戦争によって砲台の存在が発覚し諏訪子は不満げだが早苗が大興奮したのは言うまでもない

空中空母
陸上機も艦載可能なほどのサイズの巨大艦
各種対空兵器を装備し、イージスシステムも搭載
スキマ内や亜空間内でのレーダー有効化もされ、母艦として十分な性能を持つ
あまりのデカさゆえの低い速度と母艦自体の離着陸が困難なのが難点


敵兵器類

航空機共通
重力制御により飛行しさらに装甲や操縦性を高めるためにコフィンシステム(※5)を搭載
さらに全機遠隔操作が可能
量産によるコスト削減で重力制御は前にのみ作用する為、機体制御は翼や小型ジェットエンジンに頼り、垂直離着陸はできない

爆撃機
見た第一印象は空飛ぶ蛹
運用に必要な人員を少なくできるシステムを搭載する為機体の80%以上を兵装が占める
そのため被弾時の誘爆に弱く、護衛機による制空権確保が不可欠
ちなみに全兵装を使用した後は戦闘機と同じ機動ができるだとか

攻撃機
見た第一印象はカブトムシ
なぜ爆撃機に応用しなかったのか疑問に思えるほどの重装甲で大抵の機関砲は弾き返す
その代わり鈍重で大型なのである程度貫通力ある対地兵器で落とされることがあるんだとか
これ航空機だよね?

戦闘機1
見た第一印象はトンボ
装甲は薄いが機動性に優れ、その割りに安価な為軍に愛用される機体
兵装は機関砲のみだが、大口径で連射性と弾数が多いため操縦士の腕によっては単機で一個飛行隊を壊滅させることやミサイルを撃ち落としちゃう芸当も可能

戦闘機2
見た第一印象はセミ
トンボ戦闘機よりは装甲が厚く、高速で飛行可能
兵装も豊富で各種ミサイルを搭載可能で攻撃機に転用することも可能
その代わり機動性は低いが速度でカバーできてしまう

空中要塞
見た第一印象は空飛ぶクジラ
この機のみ高度な重力制御装置を積んでいる為垂直離着陸等が可能
ただ重過ぎる事や多くの人員や戦闘機を搭載してるため無茶はできない
機首に大型ミサイル****口があり超音速核ミサイルなどが****可能

レーダーシステム
制御に融通の効く人間の脳(洗脳済み)を使用する事でステルス戦闘機までも発見可能
生体を使用するため寿命は短い
そしてその事がとある欠点となり……

レーダーシステムの欠点
機械ではないのでこいし(が乗るX-29)を発見できない(※6)
X-29はステルス機ではないので機械式レーダーを用いる幻想郷側は発見可能


※1:エースコンバット6の架空機CFA-44の兵装の一つ「全方位多目的ミサイルシステム」の略称
対地対艦対空を問わず、非常に多くの目標の殲滅を単機で可能とする

※2:エースコンバット6の架空機CFA-44の兵装の一つの汎用レールガンユニット。電磁誘導の原理を用いて弾丸を超高速で****する
機体上部の二箇所のウエポンベイに一砲づつ搭載する

※3:CFA-44が原作(エースコンバット6)内で管制した無人航空機
武装は機銃のみだが、その機動は有人機には見られない独特かつ高速なもの。戦時中に確認された最大同時管制数は26機である。これにより1名のパイロットのみで戦線の維持を可能とした

※4:エースコンバットに登場するADF-01FALKENに搭載されているメガワット級の出力を持つ化学レーザー砲ユニット
出力から推定される最大射程は数百kmにおよぶと考えられ、文字通り光速で迫るレーザーを回避することは非常に困難である

※5:エースコンバット3で一般的な戦闘機の操縦システム
旧来の航空機とは異なり、コックピットはキャノピーではなく装甲によって覆われており、外部とは完全に隔絶される。パイロットは電極等を通じて機体の制御系と神経結合、機体外部のカメラ等からの情報の摂取と、思考による機体の制御、操縦を行う

※6:生きてる為に無意識下に入り込める
28:ホライゾン :

2013/11/21 (Thu) 20:35:32

サニー「イタズラ成分が足りなeeeee」


サニー「っつーわけでどっか行くから4秒で支度しな!!」

ルナ「それは40秒だっ、てか何唐突に計画も打ち合わせも無く貴様の奔放極まる提案にこの私の優雅なteaタイムを阻害されなきゃならんのだ全身の穴という穴に色んな化学調味料を混ぜて新時代のケミストリーを幕開けさせた『ルナのお手軽ふうきみそ』を詰めるぞこのファッキン糞阿弥陀かぶり妖精」

サニー「言いたい事を言ってくれる…新聞の上下もわからんくせに私の命令を拒否できると?その口から飛び出る騒音は自前の能力で消せないのかしら?」

ルナ「まずそのちっぽけな生命の鼓動音から消してやろうか?」

スター「やかましあァァァ丁度紅魔館に行く用事があるから茸スープにされたくなきゃあ支度せぇぇぇ!!」

サニー「わかった」

ルナ「うん」

29:ホライゾン :

2013/11/21 (Thu) 20:36:57

―紅魔館門前―

サニー「というわけで紅魔館に来たけど、何て用事?」

ルナ「ここには良い思い出が無いから早く帰りたい」

スター「図書館に用事があるのよ。あそこには私達の身長に匹敵するデカさの本が陳列されてあったでしょ?」

サニー「確かにあったけど、どうするの?盗むのはおろか読むことすら出来ないと思うけど」

スター「あのデカさの書物を読むということは、きっとウルージ僧正みてーな奴が図書館に居るのよ!一目見たいッ!!そしてそれが紅魔館に棲む悪魔に違いないッッ!!」

サニー「行きたくねぇ!断固として行きたくねぇ!!あの時の崩れた本の下にはあんな肉塊が居たってのか!?」

ルナ「最高じゃない!良い思い出作りに因果晒しして貰いましょう!」

サニー「狂ってるやがる……!!」

30:ホライゾン :

2013/11/21 (Thu) 20:37:57

スター「行かないってんなら魔理沙さんを引き笑いさせた私の『明らかにヤベー色した蛇がいた場所に翌日大量に生えてた黄蕈のシェフ気まぐれ煮込みチャーハン~春風ソースを添えて~』を強制的に完食してもらう事になるけど」

サニー「行きます!行かせて下さい!」

スター「決まりね」

ルナ「じゃあ音消すね~」

スター「さぁ、サニーは早く姿を消しなさい。もし姿が露呈する事があったら、ベッドから転げ落ちる夢から永遠に醒めなくなるハメになるわよ」

サニー「うおぉぉぉ燃えろぉぉぉ私の何かぁぁぁ!!」

しびびびびー!

31:ホライゾン :

2013/11/21 (Thu) 20:38:58

―紅魔館内部―

スター「相も変わらずザル警備ね~」

サニー「そりゃあ私達の能力ならどんな鉄壁の牙城でもザル警備よ」

ルナ「アルソックしてないからザルなのよ。アルソックしてたらヤバかった」

スター「そういえば侵入を許してしまった警備員はどうなるのかしら?減給にされるぐらい?」

ルナ「エンコ詰めるに決まってるわ。そんな大失態、アルソックなら絶対に犯さない」

サニー「何なの?ルナはアルソックに忠誠を誓ってんの?」

ルナ「ちなみにあのノーパン妖怪兎とサボリ死神は間違い無く元セコムだと私の勘が告げている」

スター「違いがわかんねー…って私のレーダー(笑)に反応!数にして4!総員警戒態勢に入れ!!」

32:ホライゾン :

2013/11/21 (Thu) 20:40:32


レミリア「UNOォォォォォォ!!私の勝ちは今!敵の穴熊を上から攻め崩した時みてーに確実に約束された!」

フラン「糞甘っちょろいわお姉様!ミルメークに角砂糖を飽和するまでねじ込む程にッ!!ワイルドドロー4!ドロー2!スキップ!スキップ!ドロー2!スキップ!リバース!UNOォォォからのォォォォあがァァりィィィィィィィィ!!!!」

レミリア「UREEEYYYYYYYYY!!!」

フラン「WRYYYYYYYYY!!」

咲夜「罰ゲームはお嬢様で決まりですね」

小悪魔「はい鼻わさびズギュウゥゥン」

レミリア「『ハイ!』って奴だあああああああ!!」


スター「ウルージ僧正いないね」

ルナ「早く図書館行こっか」

サニー「…」

33:ホライゾン :

2013/11/21 (Thu) 20:41:41

―図書館―

スター「なんてこった、この気配!あのいかにも不眠症でドリエルばっか飲んでますって面した紫生物が今回のお星様だ!」

ルナ「全然ウルージウルージしてないじゃないですかやだー!」

パチュリー「誰がドリエルで因果晒しだってぇえ!?」

ルナ「いっけね声がリークしてやがった」

スター「スイませェん。確認の為にお伺いしますが、以前こちらの図書館で本の下敷きになったお茶目なウルージっ娘は貴女間違いありませんか?」

パチュリー「それは私で間違いないけど発言の随所に聞き捨てならねー言葉がちらついてるわよ虫けら共」

サニー「私は無関係です直ぐに消えます」

ルナ「こんな馬鹿デケー本ばっか置いてる癖に何でモヤシなの!?せめてそっから『あァ~~……モコモコ』してくれないと割に合わない!」

パチュリー「むきゅうぅぅぅ!?喧嘩売ってんならお望み通り炭化してやるわよこの糞モンブラン!!」

ルナ「誰がモンブランよ!山菜おこわよ!!」

パチュリー「ロイヤルフレアァァァァァァ!!」

34:ホライゾン :

2013/11/21 (Thu) 20:42:41


―調理場―

サニー「危ない危ない、あのスカポンタン共と一緒にウルトラ上手にこんがり肉される所だったわ」

サニー「そして今私は何をしているかと言うと!調理場を親の仇みてーに荒らしているッッ!」

サニー「そもそも私がイタズラしたいが為にこのSSが始まったのにディスるとは何事?」

サニー「まぁいいわ。霧の湖より広く寛大な心を持つ私はこのカオスな調理場に免じて『ザ・ワールド!!』畜生捕まった!」

咲夜「いつぞやの妖精じゃない……何か言い訳をしてごらんなさい?私は今、鼻からわさびをほじくり出すお嬢様を視姦できて機嫌がいいから多目に見てあげれるかもしれないわよ?」

サニー「じ、実は私は聖飢魔Ⅱの素晴らしさを幻想郷に広めたくて各家庭のキッチンを世紀末に」

咲夜「細切れになりぁァァァがれぇぇェ!!!」

35:ホライゾン :

2013/11/21 (Thu) 20:44:33


―帰宅―

スター「私達がいい感じにカーボンしてる間サニーは何やってたの?」

サニー「一回休み×7000ぐらいかな」

ルナ「つまんなかったなぁ…気晴らしにまたどこか行こうよ」

サニー「よっしゃ!永遠亭をぐっちゃぐちゃにしよう!」

ルナ「なかなか厳しいわね、あそこには元セコム兎がいるから」

スター「ついでに京丸牡丹と間違えて芍薬を食わされた落とし前をつけに行きましょう」

サニー「あれはスターの責任だろ…」
36:ホライゾン :

2013/11/21 (Thu) 20:45:37

―迷いの竹林―

妹紅「お前らも永遠亭に用があるのか」

サニー「はい!憂さ晴らしに調理場を荒らしてやろうかと思いまして!」

妹紅「随分とアグレッシブに悪い事を考える妖精だな。まぁ私にとっちゃー輝夜ざまぁみろだけど」

ルナ「妹紅さんは何の用事で永遠亭に?」

妹紅「私は輝夜にMOTHERを返しに行くだけだ」

スター「仲良いじゃん」
37:ホライゾン :

2013/11/21 (Thu) 20:48:12


―永遠亭―

妹紅「輝夜ァァァMOTHER返しに来たぞ!」

輝夜「予想してたよりずっと遅かったわね!四半世紀近くかかったんじゃね!?」

ルナ「どんだけMOTHERしてんだよこの蓬莱人!」

スター「発売当初からずっとプレイしてたのかよ!」

妹紅「うるせぇ!ホーリーローリーマウンテンが鬼畜なんだよ!」

輝夜「糞真面目にやるからよ!次元スリップとテレポーテーションでじわじわ進めば楽勝なのに!」

妹紅「あーつまんねぇ!こいつつまんねー奴だ!さっさと2貸せこの糞お姫様!!」

輝夜「よろしくってよ!一生ぐれたネズミに『SMAAAASH!!』されてるがいいわ!」

ルナ「無視して中に入りましょう」

サニー「じゃあ私は調理場へ」

38:ホライゾン :

2013/11/21 (Thu) 20:49:17

スター「HEYナース!YOUのせいで牡丹鍋のつもりが芍薬鍋になっちまったじゃねぇか!」

永琳「先天性の知恵遅れは医術では治せません。帰って下さい」

スター「患者じゃねぇよ!」

ルナ「お宅のノーパンセコム兎に究極の警備術を伝授願いたくて参上つかまつりましたルナチャイルドです。特技は音を消す事で、趣味は各家庭のテレビの音量を最大にしてから電源を切る事です」

永琳「最近の妖精ってこんなにイカレてんの!?てかうどんげはセコムしてねぇよ!!」

ルナ「まぁまぁ、お近づきの印に『ルナのお手軽ふうきみそ(爆)』を受け取って下さい!つまらない物ですが!」

永琳「何よ(爆)って!?全然つまんなくねぇ!!」

ルナ「文字通りぶっ飛ぶ程おいしいって事ですよ!」

永琳「後で定性分析して廃棄しとくわ」

ルナ「食えよ!産廃じゃねぇぞ!」

39:ホライゾン :

2013/11/21 (Thu) 20:50:26

―調理場―

サニー「流石は永遠亭。触れたくもねー薬瓶が何事も無いかのように調味料とトゥギャザーしてやがる」

サニー「しかし私は荒らし続ける!それが妖精の本分だからだ!!」

サニー「そして前回と違い、今回はインブジブル状態だから見つかりはしない!同じ轍は踏まぬッッ!」

サニー「さ~て次はこのNaCNとH2SO4ってのを混ぜ混ぜしてや『幻朧月睨!!』畜生セコム兎がいるんだった!」

鈴仙「何してやがんだってかお前、その二つ混ぜたら何が出てくるか分かってんのかぁぁ!」

サニー「違うんです!私は危篤の母に上質なねるねるねるねを作ってあげたくて!」

鈴仙「寝言は永眠してから言えぇぇぇ!!」

サニー「ぎゃああああ柳沢慎吾がぁぁぁ!」

てゐ「いい夢みてるぅぅゥゥ!!」

鈴仙「お前もいたのかよ」

40:ホライゾン :

2013/11/21 (Thu) 20:52:51

―帰宅―

サニー「いい夢みたわ~」

スター「まさかルナのふうきみそが酸化性固体だったとは」

ルナ「結局、セコム術は学べなかったわ」

サニー「次はどこ行く?」

スター「まだどっか行きたいの?これ以上は頭と心がフルバーストするわよ」

ルナ「まさに自業自得って奴ね」

END
41:八十禍津 :

2013/11/21 (Thu) 20:57:54

ねうねう♪(発狂)
42:雷伍 :

2013/11/25 (Mon) 15:34:31

二次創作小説更新
http://ameblo.jp/icbm-1996/entry-11711886385.html
43:羽生 :

2013/11/26 (Tue) 23:42:43

【悲報】リアルの多忙による筆記不可とネタ整理が出来なくなったので小説公開を年内までに延期
44:羽生 :

2013/12/20 (Fri) 01:16:23

明日…というか今日の16~19時の間に三話更新予定(最低でも深夜)

(待っている人がいるかもわからないですが)
2ヶ月以上待たせてすいませんでした、四話の更新もこの位間が空くかもしれないと確信してます(おい
45:羽生 :

2013/12/20 (Fri) 16:41:14

更新

http://tb.bblog.biglobe.ne.jp/ap/tb/c60e70bac0
46:羽生 :

2013/12/20 (Fri) 16:42:42

別の貼ってしまった

http://08972531.at.webry.info/201312/article_1.html
47:匿名希望 :

2014/01/18 (Sat) 21:45:09

酢桃の花
一話[出会いとドS]
※この小説には暴力的シーンが含まれて居ます



え?私が人間に対して紳士的な理由?……紳士といわれるのは少し癪なのだけれど・・・なぜそんな事を?花を操る程度の能力に似合わぬ凶暴な性格で悪かったわね、殴るわよ。

そもそも大妖怪なんて皆そんなものでしょう?…………人を襲わなすぎるって、そうかしら?貴方が人を襲って喰らっているところも見たことないのだけれど。
ああ、そうなの…一応喰らわずとも影ながらそんな事はしてるのね。まあ妖怪である以上それが当たり前ではあるわ。

私?私はいいのよ、人里のある人間に協力してもらっているからしばらくは人間に恐れられたままじゃないかしら。実際力は衰えていないでしょう?いまここで貴方と戦ったとしても、少なくとも醜い戦いだけは見せない程度の自負はあるわ。
でも…そうね、久しぶりに思い出してしまったから紅茶の添えつけ程度の短い思い出話と興じましょうか。お互いに、紅茶が不味くなる前に…。







さて、少し…昔話しをしましょう。※()内紅茶を飲んでいる妖怪の呟き





”それ”に会ったのは、そうね…まだ私が中級妖怪程度の…火縄銃が伝来した1543年前後の頃だったかしら、私としてはどうでもよかったからあまり深くは覚えていないのだけれども、そのぐらいだったと思う。
人間が1対1の真剣勝負ではなく、本格的かつ効率的に敵という存在を殺す方法を考え出したその頃…私は一つの小さな存在に出会ったの。

それはとても小さく、とても弱く、だけどとても素直で暖かい。きっと蝋燭のような存在…。(紅茶を吹き出すな、殺すわよ)
吹いても動かしても触っても、消えてなくなってしまいそうな、私には確実に不釣合いだけれど…何故かその子はいつも隣に居た。(脅してないわよ、茶化さないで)

え?どんな子?…………ふふ、酢桃じゃないかしら。意味が分からないじゃないわ、自分で調べなさい…もしくは今から語る話から察する事ね。



あの子と会ったのは確か尾張の…………






















 







それはまだ真夏の暑い頃、人間の手によってつくられた街道を歩きながら、私は考え事に耽っていた。この国では少し(今ならわかるけれど、かなり)目立つ布地の鳥帽子につつまれた髪の毛に汗が伝うのを目で追いながら、思う
ああ…もう暑いわね、こう暑いと

【誰か怖がらすだけ怖がらせて殺してしまいたい気分だわ】

(そこ、引かない。若かったのよあの頃は)
元来暑いのは嫌いではなく、私としては元気に花が育ちやすいこの季節はむしろ愛しているといっても過言にはならない、だからこそ問題は季節ではなく私にあるといっていい。
私は被っている鳥帽子が外れないように、改めて自分の着ている格好に目を通す。

赤と白に染まった小袖、ある山賊が何故か持っていた名護屋帯、鳥帽子を覆うようにかぶっている笠、拾ったはいいけれどどうしようか悩んでいる手に持った簪[かんざし]客観的にみれば旅をしている遊女だ。(どんな姿って…簡単に言うと浴衣を着てお地蔵が頭にかぶっている笠をかぶっている私…って、笑うな)
これだけ着込んで長い距離を歩いていては流石の私も参る、風通しが悪いわけではないけれど、なにぶん頭が蒸れる。実際私の横を時折通り過ぎる人たちは男女問わず軽装で、逆に真夏にこんな格好をしている私を不思議そうに見つめて歩き過ぎて行く。その視線が気になる訳ではけれど、正直あの軽装が羨ましくてならない。もし今が夜なら私は今のこの煮えたぎる欲望を抑えられない気がする。

まあ、日中でも殺るときはやるし…そもそも夜なら暑いなんて事を思わないだろうけれど。

【なにか、気分転換になるようなものでもないかしら】

もはや気分転換しなければ次の森まで歩けそうに無い…そう感じ、丁度行き当たった十字路で周りを見渡してみる。(森…ああ、髪の毛のせいで野営せざるを得なかったの)
ああ…よかった、いい獲物がいたようだ。右の道からなにかを大事そうに抱えた小さな童女とそれを追う2人の少し若めな大人、童女を含め3人ともよほど必死なのか、十字路の中心に立っている私には目も暮れていない。そのまま進めば確実に誰かとぶつかる…けれど私はそこから一歩も動かない、そもそも動く理由が無い。
世の中には妖怪から神様クラスの化身になったものまで居るらしい、私はその存在を信じたことはなかったが、今この時においてはその存在に感謝する。


だって、ワタシノキブンテンカンヲツレテキテクレタカラ


私は自然に浮かぶ笑みを隠そうともせずに試しに手に持っていた簪を童女を追っていた右の男の肩へと投擲してみるが、案外簡単に命中した簪は男の肩へと深く刺さり、一人には激痛、一人には動揺を与える。なぜ男の方を狙うかなんて大した理由は無い、ただ一人より二人、小さくてすぐ泣く童女より滅多な事ではなかないであろう大人、そしてなにより一番最初に目に入ったからだ。(え?妖怪にとっては正論でしょう?)

傷口を負った肩を押さえながら、一人の男が愚かに、無様に、醜くのた打ち回る。大した怪我で無いのにこんなに痛がるところを見ると恐らく強い痛みというものに慣れていないようだ、暑さを忘れ、笠を外して投げ捨て私は男たちに静かに歩み寄る。

「お、おい!止まれ!何者だ!…止まれといっているっ!」


「痛い…あぁ、っ、痛いっ!うあ…来るな!来るな!」


「と、言われて止まると思うかしら?この私が」


「っ…!俺たちの目的を知ってて邪魔しているのか?この化け物!」

動揺していた男が歩み寄る私になにかを感じたのか懐から小刀を取り出しこちらに向ける、その表情は先ほどの同様から焦燥へと変わっている。当然だ、普通の人間が投げた簪が人間の肩を貫通するわけがない、つまりこの男達は私がどんな存在なのかを察している。よほどの達人か、あるいは『妖怪』かという事を…。
それを察してもなお私の前から逃げない辺り、よほど私の右斜め後ろで私を見上げているこの童女かその手に持つ石のようなものがこいつらの言う目的というものに必要なのだと思う、だが…そんな事は気にしない、関係ない、必要ない、私の前にはこんなにもいい表情を浮かべた餌が二匹居るのだから。

さあ、どちらから痛ぶって惨めに殺してやろうか、どちらに仲間を殺されるのを黙ってみているし出来ない絶望を味あわせてやろうか。それとも手をもぎ取って必要なものが今後一切自分の手の中に入らない虚無感?歩けない喪失感?見えない恐怖感?喋れない劣等感?息できない圧迫感?動けない無力感?…この世からの疎外感?
ああ、どれを取っても私はきっと暑さなんて感じないくらいの充足感、解放感、達成感そして優越感で満たされる!
(いえ、趣味じゃなく気分転換よ…あれはあくまで気分転換だったの)

笑みが深くなるのが判る、きっと男たちにはとてつもなく不気味な笑みに見えているに違いない。それは二人の震えている手足が証明してくれる、でも逃がさない、私は今足元に落ちている石を拾い上げる。そんな行動にですら小刀を構えている男は恐怖を感じるのか半歩私から後ずさった、それすらも私を煽っているとも知らずに。そんな中倒れていた男の手がピクリと動く。


「あ…えあ、うあぁぁぁぁぁぁ!!!」


「え?あ、おい!!」


「あら、人間って…ふふ…」


その場からの逃亡、自分をかばっていてくれた仲間への裏切り、その走り方すら定まっていない。ワタシガナゼイシヲヒロイアゲタカモシラズニ。
私は呆然としている小刀男の横に立ち、走っている男の脚へと石を投げつける。いまだ中級とはいえ妖怪の力で投げられたその石に当たった男は抵抗も出来ずにその場に倒れ伏す、頭を狙わなかったのは私なりの配慮といってもいい。(よくいうよ…って顔しないの、紅茶が苦くなるわ)

未だに逃げようと這いずっている男に歩み寄る、小刀を持った男はあ…声を上げるのみで私に武器を向けようともしない。

決めた、まずはあいつからね…一番反応がよさそうだもの。
後数歩で這いずっている男の足元に立てるというところで私はある事を思いつく、きっとどう転ぼうとも私を満たしてくれるような計画を…それをもう深くならないであろう笑みを浮かべながら実行する。


「ああ、そこの人間…」


「っ…!」


「もし私がこの男をいたぶる事に貴方が関与しないと約束するなら…私は貴方がそこの童女と道具をどうしようと気にしないし、関与もしないわ」


「な…なに?」


「妖怪に生贄というものを捧げてきたのは、人間が古来からずっとしてきたことでしょう?気にすることはないわ、最初にあなたを見捨てたのはこの男なんだもの」


関与しないという言葉を聞いて、ずっと私を見て静かに怯えていた童女の恐怖の対象が再び二人に増える。さらに這いずっていた男も焦燥感から色んなものが入り混じった表情を浮かべ、なにやら意味不明な言葉を発して怯え始めた。(今思えばあれは仏教方面の何かだったのかしら?)
童女のは方は私と小刀の男を交互に見つめながら、首を横に振りながら道具をその身で隠している。対する小刀の男も複雑な表情を浮かべながら私を見ている

どちらを選んでも私のいい形へと足を運ぶ、充分に満たされたような気がしないでもないけれど、せっかくまだいい味を出してくれそうな餌が目の前にあるのだからしょうがないわね。



ああ、本当に今日はなんていい日なのかしら…












あとがき
幽香が完全に悪役しています(汗、ですが幽香が男たちに攻撃し始めたときと計画を実行しだしたときとは言ってることが違っていることはお分かりでしょうか?
攻撃しだしたとき
【どちらから殺してあげましょうか】

計画実行時
「もし私がこの男をいたぶる事に…etc

最後に言っていたように幽香は結構満たされています、最初こそ暑さと軽装したいという変な欲望からいたぶって殺そうと考えていましたが
ただ今倒れ伏している男性が幽香の予想以上に無様な姿を見せてくれたため、、幽香自身もういいかなと思い始めています。
この小説の幽香はドSであると同時にいつもの冷静なとき幽香はチョS(親切)【ちょっと親切】です この物語を語っている幽香はドS(親切)ですが。

ちなみに全然分からないかもですので一応いっておきますが、この小説は短編のつもりなのでかなり駆け足に進んでいますので文も駆け足気味です、ちなみにヒロインは童女。
注:次回は私の気が向いたとき(来月か来年か







48:ZERO :

2014/07/17 (Thu) 19:27:16

なんか幻想入りしているよ!
ジョジョ要素とか多々あるけど我慢して見てね!
変態という名の紳士とのお約束だぞ!
ちな今パン一

ジョセフ「クゥゥゥゥラッカァァヴォォォォォラァアアアアアアイッッ!」
霊夢「何やってんのよ」
ジョセフ「いやぁ、俺こっち来てなぁ~んにもねーからこーして暇を持て余してるわけよ、わかるぅ~?」
霊夢「いやじゃあ飯作ったりとかなんか手伝えや」
ジョセフ「めんどい」
霊夢「・・・夢想封印と夢想転生どっちがいーい?(はぁと)」
ジョセフ「ふふふ・・・どっちがいいと思う?」
霊夢「私的には転生の方がお勧めよ?(にっこり)」
ジョセフ「息が切れるまでとことんやるぜッ!にぃげるんだょぉーッ!」
霊夢「あッ!しまった意表を突かれた!待てこらァ!」

フォーチュン「第一話「誇り高き血統を持つ男が幻想入り」 完ッ!」
ジョ霊「誰だてめーはァァァ!?」

思考時間・1分程度

行き当りばったりくおりてー

みらいよち質問返信タイム
Q みじけぇよハゲ! 
A そうだね、ハゲだし短いね、プロテインだね。(現在ハゲ)
Q なんで音沙汰なかったんだよこのダボ!
A こっちにもいろいろあるんだよ!ガオンすっぞ!

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